わーいわーい!みおりんです。
受験勉強には欠かせない参考書や問題集。でもみなさん、本当に正しい参考書の選び方を知っていますか?
「なんとなく」で選んだ参考書は、見た目がきれいなだけで実はあまり役に立たないものかもしれません。正しい参考書選びのポイントを身につけ、適切な参考書を使って受験準備を進めることが大切です。
今回は、自宅浪人で参考書をフル活用し東大に合格した私みおりんが、一度の大学受験失敗を通して学んだ「失敗しない参考書の選び方」をお伝えします。
▶︎宅浪みおりんのプロフィールについてはこちら(●ˊᵕˋ●)
もくじ
フィーリングで選ぶ参考書は危険!
まず言いたいのが、参考書を「フィーリング」や「なんとなくよさそう」で決めるのはやめてください!ということ。
もちろん、相性のいい教材を使うことは大切です。開くたびに暗い気持ちになるような参考書は使いたくないですよね。
でも、受験における参考書には、「これを使っておくべき」というのがどうしても存在します。それだけが良い参考書というわけではないのですが、やはりみんなが使っている参考書を使っていないというのは、 ハンデになってしまう可能性があります。
フィーリングだけで選んだ参考書が、じつは「内容薄いよね」「〇〇大学対策には向いていない」と多くの人が言っているものだったらどうでしょう?その参考書を使っていても、志望校に入れる可能性はあまり上がらないかもしれません。
参考書の正しい選び方
では、正しい参考書選びのポイントとは何なのでしょうか?ここでは、現役生時代に「なんかよさそう」な参考書をたくさん買い込んで失敗し、宅浪時代にきちんと情報収集をして参考書を購入したわたしが思う、参考書の選び方のコツをお伝えします。
参考書・問題集の選び方のポイントは次の3つです。
- 合格体験記に載っている参考書を買う
- Amazonなどの商品レビューを参考にする
- 最後に「フィーリング」
どういうことなのか、具体的にご説明します。
①合格体験記に載っている参考書を買う
フィーリングで選ばないためにも、重要なのはその参考書の評判を調べること。
中でも、自分の目指す大学の合格体験記をチェックするのはおすすめです。市販のものでもインターネット上のものでもかまいませんので、なるべく多くの合格体験記を確認し、そこで薦められている参考書を購入しましょう。
なぜなら、その先輩たちが使っていた参考書は、その大学に入る可能性を上げてくれるものであると考えられるからです。
参考書にはやはり「定番」があります。みんなが使っている参考書を、みんなと同じかそれ以上にやり込んでいれば、平均より上に行ける可能性が高くなるのです。
②Amazonなどの商品レビューを参考にする
合格体験記がいちばん使える情報源ですが、それが見つからなければAmazonなどの商品レビューを参考にしてみましょう。
中には信用できない書き込みもあるので鵜呑みにするのは禁物ですが、★が多かったり、いいところが詳しく書いてあるレビューは参考になると思います。
ちなみに、私みおりんも使用したことのある参考書全114冊のレビューを公開しました!ご参考まで。
③最後にフィーリング
上記のようなことを実践し、それでも迷うことがあると思います。受験の参考書はたくさん出ていますし、たとえば同じ英単語帳でも、『ターゲット』『速単』『シス単』…など、王道と呼ばれる商品は数知れません。
このように、しっかり調べた上で最後まで複数候補が残った場合は、書店で「こっちのほうがよさそう!」と思うほうを選びましょう。どれも同じくらい優れた参考書であるならば、自分自身が気に入って使えるほうがいいに決まっています😊
参考書の正しい使い方
正しい参考書選びができたら、あとはその参考書をフルに活用して勉強したいところ。「せっかく買ったのに使い方がよくわからなかった…」では、参考書代がもったいないですよね。
ここでは、参考書を頼りに宅浪をしていた経験をもとに、みおりんが考える正しい参考書の使い方のコツをご紹介します。
わたしのお伝えしたい使い方のコツは次の3つです。
- 浮気しない!
- まずは目次をチェックする
- とにかく反復する
以下、詳しくご説明していきます。
①浮気しない!
一問一答ならどれか1冊、英単語帳もどれか1冊、年号暗記もどれか1冊…と、同時に使う同系統の参考書は1冊に絞りましょう(もちろん、一問一答1冊と年号暗記1冊を併用する、というのはかまいません)。
同系統でも複数冊必要なことはありますし、購入するのは良いのですが、同時に進めるのは1冊ずつにすることをおすすめします。
でないと、どれもつまみ食い状態で、ついには試験当日を迎えてしまった!ということも多いので😥
②まずは目次をチェックする
参考書を買ったら、まずはその目次を確認しましょう。どんなことがどんな順で学べる参考書なのか、何問くらい収録されているのか、といったことをチェックすると◎。
というのは、勉強を計画的に進める上で、あらかじめ全体のイメージを持っておくということがとても大切だからです。なんとなく始めてみてなんとなくこなす、では、身につくものが少なくなってしまいます。
③とにかく反復する
最も大切なのはこれです。一冊一冊の参考書をとにかく完璧にすること。完璧にするためには、何度も何度も読んだり解いたりすることが必要です。
特に、単語や用語を暗記する系の参考書(英単語帳や一問一答集など)では、反復がものを言います。また、一回ではできるようになりづらい数学の応用問題集なども繰り返しが重要なものになります。
参考書の王道の使い方としては、一回めにまず全部解いてみて、解けたものに◯、解けなかったものに×などの印をつけます。そして2周めには、×印のついているものだけを解いていき、また◯×の印をつけます。3周め以降も同様にして行い、×印がなくなるまでやりつづける、という方法がおすすめです。
まとめ
参考書の正しい選び方と使い方をご紹介してきました。最後にポイントをまとめておきます。
◆参考書の正しい選び方
- 合格体験記に載っている参考書を買う
- Amazonなどの商品レビューを参考にする
- 最後に「フィーリング」
◆参考書の正しい使い方
- 浮気しない!
- まずは目次をチェックする
- とにかく反復する
なにも知らずに買ったり使ったりしてしまうと、いまいち効果を感じることができないのが参考書。正しい方法を知って、上手に勉強を進めてみてくださいね。
▼私みおりんが使用した参考書全114冊のレビューもご参考に💓
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