1年弱ぶりに、彼と会った。
この記事で書いた、中学時代の同級生。もう14年めの付き合いになる、つかず離れずの腐れ縁の男。
特になんのためってわけでもなくお昼すぎのカフェで会って、コーヒーを飲みながら近況報告をしていた。いつもどおりちょっと自信過剰でむかついたけど笑、久しぶりになにも考えずに雑談した気がする。
「一緒に外で遊びたくなる友だちが昔からいない」という話から始まって、「たしかにね、わたしたちも二人で遊びに行きたかないもんね」というところから、「あ、でもカフェで並んで作業するとかはめっちゃ相性よさそう」みたいな話になって。で、来週もカフェで落ち合ってそれぞれ作業しようってことになった。話が早い。
わたしたちはおたがい沈黙していても気まずくならないし、話しかけたくなったら話しかけるし、それが話しかけてほしくないタイミングだったら「いまじゃないんだわ」って言えるし、それを言われても傷つかないし、なんならそれでも話しかけたかったら気にせず話しかけてしまえる。一緒にディズニーに行ってもたぶん楽しくないけど、自習室的な時間をともにするには適切な関係だね、と今日気づいた。
じゃあ来週ね、場所とかテキトーに!と手を振って別れて、ああなんでこんな楽なんだろ、と思った。この人といるときは、その場で求められる役割を知らないうちに演じている、ということがない。なんだおまえ、とか、うるせーよ、とか素で言えることって、おとなになると案外ないんだなって思う。
これからも、干渉し合わず、気を遣わず、たまーに話せる関係でいられるといい。って、来週会うんだった。面倒くさいけど、Wi-Fiとコンセントのあるカフェ、探しておいてあげましょうかね。
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