「東大卒」を名乗るのはめちゃくちゃダサいけれど

わーいわーい!みおりんです。

ご存知のとおり、わたしは「東大卒の勉強法デザイナー」を名乗って活動をしています。あらゆる場面で「元宅浪の東大卒女子みおりんです」と自己紹介をしています💭

いろいろな苦労や葛藤を乗り越えて東大に入学し卒業できたことは、もちろんわたしの誇りです。ただ一方で、毎度毎度「東大卒です」と名乗るのは本当にめちゃくちゃかっこ悪いな、というのも思っています。だってそんなの本来どうでもいいことだから。

わたしは両親も大学に行っていないし、尊敬する人もべつに高学歴の方々ばかりではないので、特に学歴というものに対して高い温度感がありません。周りの人がどこの大学卒なのか(あるいは大学には行っていないのか)ということが気になったこともないし、自分の最終学歴が東大だというのも「それで?」と思っています。

 

それなのになぜ毎回しつこく「東大卒の…」と言っているかというと、それは東大の名前をお借りすることによって、この発信がより広く届くようになるからです。

「どこの誰とは言いませんが、このわたしが実践している勉強法です!」と言うよりは、「わたしが東大受験生のときに実践していた勉強法です」と言うほうが、「それなら聞いてみようかな」と思ってくれる方はおそらく多いですよね。

 

わたしの発信のコンセプトはずっと変わらず、「すべての人にごきげんな勉強法を」です。みおりんという人が有名になる必要はないし、みおりんが東大卒であるということを自慢したいわけでももちろんありません。わたしは「勉強は楽しめる」ということ、その概念を世の中にもっともっと広めたいんです。苦行になりがちな勉強を楽しむ方法を身につけて、それによってみんなが自分の選択肢をもっと広げて幸せになってほしいと思います。そしてそのための発信をしていて、その内容には自信があるし、なにも間違ったことはしていないと思っています。

だから、どんなにダサくても何度でも言います。「東大卒女子みおりんです」と。本当に、毎回嫌気が差すほどダサいなぁって思っているけれど。(しかも「みおりん」がまったくもって本名と関係ないため、毎回自分で「東大卒女子みおりんです」「誰だよ!」とツッコんでいます。笑)

 

「東大卒」というアイデンティティは、じつはわたしのなかでは本当に一部です。自分のことを捉えるときに、「東大卒である自分」の比重が大きくなることはありません。わたしという人間のほんの一部を切り取ったのが「みおりん」という名前の東大卒女子、という感じです💭

 

ときどきうっすらと、「いつまで東大卒を名乗るんだろう」「東大の名前に乗っかっているだけのようで、よくないのではないか」と思うことがありました。でもそんなとき、元NHKアナウンサーで現在はバラエティなどでも大活躍されている神田愛花さんのインタビュー記事を読み、少し気が楽になりました。

私の取り柄って、「元NHKアナウンサー」ということしかないんです。バラエティ番組で活躍されている女性タレントさんって、本当に個性豊かで頭の回転も早いですし、同じ土俵に立つと、もう何も出来ないんですね。だから、私はその肩書きに固執していかないと、自分の個性がゼロになっちゃうんです。「元NHKアナウンサーなのに、そんなことを言うんだ」っていう前提がないと、恐らく私ってただの変な人に捉えられちゃうんですよね。なので、「元々NHKのアナウンサーだったんです」っていうボロボロになった盾を持って必死にやっていますし、10年先もそこを全面推ししていると思います。(インタビュー記事より)

神田さんはわたし個人的に大好きなんですが、べつに「元NHKアナウンサー」だと言われなくてもじゅうぶん素敵でおもしろくてかっこいいと思います。でもご本人はそれを唯一の取り柄と捉えて、ボロボロになるまで肩書きを使い倒すとおっしゃっている。わたしもそれくらいの気持ちでもいいのかな、と思えるようになりました。だって学歴を偽っているわけではないのだし☁️

ただ、わたしの最終目標は「東大卒」をつけなくても発信を見てくださる方がたくさんいる状態をつくることです。いまは「東大卒という実績があるらしいから見る」という方が多いだろうと思いますが、いつかは「この人の発信好きで見ていたけど、そういえば東大卒だったんだ」という方が多くなるような状態を目指したいです。そうなれるように、一つひとつの発信を心を込めてつづけていきたいと思います。

 

4 件のコメント

  • みおりんが本名と関係ないってとこで
    びっくり笑っちゃいました。
    東大卒全力で使っていいと思います。

  • たまーに高学歴の人間は軽蔑するとおっしゃる方がいらっしゃいますがみおりんさんと出会って世間がなんといおうと気にならなくなりました。学歴自慢自体が古いなって思ってます。
    その盾でどんどん進んでください

  • 肩書きを使うのって、やっぱり大変なんですね
    僕はいつか何かしらの肩書きを使うとしても、それ以上の魅力で自分を発信できる人になりたいなと思ってます!

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