わーいわーい!みおりんです。
遅くなってしまいましたが、これから何回かに分けて、2022年に読んだ本のまとめ記事を投稿したいと思います✍🏻
ひとつ前の記事に書いたように、現在個人的な目標に向かって邁進中なので更新はゆっくりになってしまうかもしれませんが、
- 2022年のみおりんの読書術&読んでよかった本TOP5(この記事)
- 2022年に読んだ本【小説(児童書以外)編】
- 2022年に読んだ本【エッセイ編】
- 2022年に読んだ本【創作の勉強編】
- 2022年に読んだ本【勉強法・小中学生向け本編】
- 2022年に読んだ本【ビジネス書編】
- 2022年に読んだ本【ライフスタイル・自己啓発/メンタル術編】
に分けて投稿したいと思っています💡お楽しみに〜!
もくじ
2022年の読書結果
昨年の読書結果は次のようになりました!
- 小説:27冊(のべ)
- エッセイ:8冊
- 創作の勉強:6冊
- 勉強法・小中学生向け本:11冊
- ビジネス書:11冊
- ライフスタイル・自己啓発/メンタル術:8冊
- その他:2冊
合計73冊読了しました。100冊を目標としていたのでそれには到達できませんでしたが、仕事をフルでがんばりながらにしては読めたほうなのかなと思いたい…!
2023年は80冊を目標にしようかなと思っています😼
2022年のわたしの読書術
2021年にも「【年間50冊チャレンジ達成!】わたしの読書術&2021年に読んだおすすめ本TOP5をご紹介✨」の記事でわたしの読書術(というほどでもないけど、こんなふうに本を読んでいますよ〜というもの)をご紹介しましたが、2022年も少しアップデートがあったので雑多にご紹介したいと思います。
読む本の探し方
まず、どの本を読もうかなというのは、
- Amazonでキーワードを入れて検索する
- Amazon/Kindleのおすすめ本をチェックする
- 本屋さんで見かけた本をチェックする
- SNSで見かけた本をチェックする
- ひとからおすすめされた本をチェックする
のどれかで決めることが多いです😌
わたしは本を読むときには、あらかじめある程度明確な目的をもっていることが多いように思います。たとえば「ブランディングについて知りたいからこの本を読む」「お仕事小説でスカッとしたいからこの本を読む」など💭
これは必ず決めておかなければならないということではありませんが、ビジネス書や自己啓発本を読むときには考えておいたほうがいいのかなと思います。
本の読み方
最近は「まずKindle版がないか探す→なければ紙の本を買う」というステップを踏むことが多く、基本的には電子書籍で本を読んでいます。
本当は紙の本も好きだし、目が疲れるという意味でも電子書籍にはネックがあるのですが、いかんせん紙で買ってしまうと部屋がいっぱいになってしまうのでどうしようもなく😥
定期的に箱詰めして買取に出したりしているのですが、やっぱり手もとに置いておいて何度か読み返したい本もたくさんあるし、これでは部屋がどんどん狭くなってしまう…ということで、一度買えばかさばらずにずっと手もとに残りつづける電子書籍を選ぶことが増えました。
ちなみに2021年の記事ではKindle PaperWhiteを使いまくっていると書いていましたが、2022年はスマホのKindleアプリで読むことが多かったです。単に持ち歩く荷物を減らしたかっただけですが、、最近は目の疲れがひどいので、スマホに比べて目に優しいKindle PaperWhiteを再び頻繁に使うようになってきました。(2023年1月現在。)
本を読むタイミングとしては、移動中、仕事の合間の休憩、寝る前などが多いです😴あとはあまりお行儀がよくないけど、食事中も読んでいることが結構あります。。なお、紙の本はかさばるので、家の中で読むことが多かったと思います。
読んだ本の記録のしかた
読みたい本〜読んだ本を全管理するための「読書メーター」
以前もご紹介したとおり、わたしは「読書メーター」というアプリを使って読書の記録をしています。(ほかにもいいアプリはいろいろあると思うし、読書メーターは機能的に言いたいところもいくつかあるのですが笑、一度たくさんの本を登録してしまうとほかのアプリに乗り換えがしづらく。。)
読書メーター
BOOKWALKER無料posted withアプリーチ
- 読みたい本ができたら「読みたい本」に追加
- 実際に本を買ったら「積読本」に移動
- 本を40%前後読んだら「読んでる本」に移動
- 本を読み終わったら「読んだ本」に移動
という感じで本を管理しています💡読み終わった本は読了日の記録と本棚(自分で設定できるもので、わたしは「小説」「ビジネス書」「就活」などジャンルで分けています)への振り分けを行います。
「今年何冊読んだか?」を把握するための「読書記録しおり」
併せて、手書きの「読書記録しおり」なるものも2022年の暮れから導入しました☺️こちらです!
2021年には「やること付せん」を使った記録をしていると書きましたが、より読書にぴったりなものを本屋さんで見つけてしまったので、こちらを使うようになりました。昔の図書館カードみたいで楽しい!
本来は読み始めの日を書く欄に①、②、③…と通し番号を入れて今年の何冊目なのかをわかるようにし、日付は読み終わりの日だけを記録しています。
なお、わたしの詳しい読書術についてはYouTubeでもお話ししています☺️こちらもご参考に〜!
2022年に読んでよかった本TOP5
2022年、個人的に「これは特に読んでよかった!」と感じた5冊をご紹介します。前年と打って変わって、今回は小説が多めです🙌🏻
なお、この5冊に特に順位はなく、読み終えた順のご紹介です。
君嶋彼方さんのデビュー作。第12回小説野性時代新人賞(2021年)を受賞した作品です。ストーリーと設定がおもしろく、描写も丁寧でどんどん読んでしまう小説でした。
高校1年のとき、一緒にプールに落ちてしまったことによって体が入れ替わってしまった男の子と女の子…と、ここまではこれまでに何度も作品化されてきた「男女の入れ替わりもの」ですが、この小説のすごいのは、「そこから15年間一度も体が戻らなかった」という設定と、15年後(30歳)の二人を描いていることです。
よくある男女の入れ替わりものでは、男の子が自分の胸にふれて「えっ…!?//」みたいな照れと戸惑いを見せる、みたいなシーンが描かれますが、この小説で入れ替わりの直後に描かれるのは、女の子の体になってしまった男の子が生理になり、その場にへたり込んでしまうというシーン。すごくリアルだなと思いました。。
作者の君嶋さんは、こんなこともおっしゃっています。
まず考えたのは、入れ替わっても、元には戻らないようにする。二人が入れ替わったことを重く受け止めて、例えば家族にも友達にも会えないという困難の部分を、深く掘って書こうと思いました。もう一つ決めていたのは、男女の入れ替わりものって、その男女がたいてい恋愛関係に発展するんです。陸とまなみは絶対に、恋愛関係には発展させたくなかった。
(辻村深月さんとの対談より)
安易に恋愛に発展させたりコミカルにしたりするのではなく、あくまでリアルな人間の葛藤と生き様を描いているところがとても素敵だなと思いました。それでいて深刻だったり暗かったりするわけではなく、最後まで明るい気持ちで読み切ることができ、たくさんの方におすすめしたい小説だなと感じました🫶🏻
2021年10月にご病気のため58歳の若さで亡くなられた人気作家・山本文緒さんの作品。
前述の『君の顔では泣けない』の君嶋さんがインタビューで、「小説を書くきっかけになった本」とご紹介されていた小説です。わたしはこの本をきっかけに、山本文緒さんの小説を何冊か読むようになりました◎
あらすじをAmazonから引用します↓
高収入でスマートな男性と結婚し、都心の高級マンションで人から羨まれる暮しを送る佐々木蒼子。しかし夫には愛人、自身にも若い恋人がいて夫婦の関係は冷めていた。恋人と旅行の帰途。偶然、一人で立ち寄ることになった博多の街中で昔の恋人・河見を見かける。彼に寄り添っていたのは、なんと自分そっくりのもう一人の「蒼子」だった。「ドッペルゲンガー?」名前も顔も同じなのに、全く違う人生を送る2人の蒼子。互いに言いようのない好奇心と羨みを抱いた2人は、1か月だけ期間限定で入れ替わり生活してみることにする。しかし、事態は思わぬ展開となって……! 「私より、あっちの蒼子の方が幸せなのかもしれない」読みだしたら止まらない、中毒性ありの山本ワールドが新装版で登場。
シンプルに言ってしまうとドッペルゲンガーものなのですが、サスペンスタッチで描かれるストーリーがとにかくおもしろかったです…!なぜドッペルゲンガーが現れたのかという設定も丁寧で、「本体とカーボンコピーが入れ替わってしまうことはあるのか」といったハラハラするシーンまで息つく間もなく読み切ってしまいました。
『赤と青とエスキース』などの作者・青山美智子さんの作品。2021年の本屋大賞で2位になった連作短編集です。
地域のコミュニティプラザにある図書室を舞台にした、とてもハートウォーミングな小説です。連作短編の書き方を学びたくて手に取ったのですが、どのお話も心がじんわり温かくなるものばかりで引き込まれました。
章ごとにまったく異なる主人公が出てくるのですが、世界は地続きになっていて、ときどき以前の章の登場人物が背景にまざって現れる感じがちょっとうれしい😌
各章の主人公はそれぞれ悩みや葛藤を抱えていて、ふとしたことから図書室を訪れます。図書室には小町さんという名物司書さん(?)がいて、目が合うと「なにをお探し?」と声をかけてきます👀
そして主人公がこんな本を探していると告げると、目にも止まらぬ速さでおすすめ本リストを打ち出すのですが、最後の1冊は必ず、一見まったく関係のなさそうな本になっているんです。この1冊がきっかけとなって、主人公の生き方や考え方が少しずつ変わっていく、というお話です。
ほっこりしたい方にぜひおすすめです😊
お笑い芸人で芥川賞作家のピース・又吉直樹さん著の新書です。又吉さんが登壇されるnoteのトークイベントをスタジオ観覧する際に、予習として読みました。
大の読書好きとしても知られる又吉さんの「本を読む」ということについての考え方が語られており、読書が好きな人にも、まだそうでもない人にもおすすめの新書です。
「読書は頭がいい人だけのものではない」「読むからには自分がこの本をいちばんおもしろく読んでやろうと思って読む」など、なるほど!と思うことがたくさん書かれていて、新たな発見がいろいろありました💭
難しい内容ではないので、中高生や大学生の方にもぜひぜひ読んでいただきたいなと思います✨
『舟を編む』『風が強く吹いている』などで有名な人気作家・三浦しをんさん著の小説の書き方本です。
もちろん小説の書き方を学びたくて手に取ったのですが、三浦さんの口調がおもしろすぎて。まえがきを12月の本紹介でも引用しましたが、おもしろいのでもう一度引用しちゃいます↓
だけど、なにしろ書いてるのが私だからな! ドヤ!(ドヤるところがまちがってる)「なんか妙なこと言ってらあ」と、お気軽に読んでいただければうれしいです。あと、小説家を志しているかたって人口の何パーセントくらいおられるのかはなはだ不安なので、特に小説家志望じゃないんだけどなというかたも、エッセイ感覚で手に取っていただければ、さらにうれしいです。って、まえがきに書いても届かないよな……。おーい、そこの小説家志望じゃないかたー。おいら、ここにいるよー。レジに持っていっておくれー。
終始おもしろおかしく語ってくださるので、最後まで楽しく読むことができました。小説の書き方についてのお話ももちろんすごく勉強になるのですが、執筆に興味のない方でも三浦さんのトークを楽しめる一冊だと思います。
2023年にはこんな読書をしたい
2022年は、意図したわけではありませんが小説やエッセイなどの文芸系をたくさん読み、逆にビジネス書や実用書の割合が低めになる結果でした。
2023年は文芸の冊数は確保しつつ、勉強法関係の本もたくさん読めたらいいなと思っています。
わたしの掲げている夢の一つに、「勉強法とノート術における日本の第一人者になる」ということがあります。実際に、勉強法についての発信数はかなり積んできたと思っています。
ですが現状、発信はわたし自身の経験に基づく内容に限定されています。これは、実際の経験則に基づいているのでリアリティがあり、心からおすすめできる勉強法を発信できているということですが、そろそろこれからは「ほかの方の勉強法からも学んで、そのエッセンスをみなさんに届ける」ということもしていきたいと思います。
そのために、いろいろな本を読めたらいいなぁと💭具体的な目標を定めているわけではありませんが、少しずつ読んでいけたらと思っています。
全73冊の紹介は次回記事で!
ということで、2022年の読書のざっくりとした振り返りでした!
1年間に読んだ全73冊は次回以降の記事でジャンルごとご紹介していく予定ですので、楽しみにお待ちいただけたらと思います😊
ちなみに読書メーターのアプリで「みおりんカフェ」とユーザー検索していただければわたしのアカウントが出てくるかと思うので、「みおりんの感想はどうでもいいから読んだ本リストだけ覗いてみたい」という方はそこから見てみてください🙌🏻笑
▼2021年の読書記録の記事はこちら
「君の顔では泣けない」読んでみたいです!
中学受験生になった途端に読む数が減りました。
みおりんさんがおすすめして下さった本、全部欲しくなりました!