わーいわーい!みおりんです。
今日は、わたしのおすすめの英単語帳『DUO3.0』についてご紹介したいと思います(●ˊᵕˋ●)
もくじ
DUO3.0とは?
はじめに、『DUO(デュオ)3.0』とはどんな英単語帳なのかをご紹介します✨
英単語帳『DUO3.0』とは
『DUO 3.0』とは、ICPから出版されている英単語帳。
単行本(ソフトカバー): 432ページ
出版社: アイシーピー (2000/3/15)
発売日: 2000/3/15
商品パッケージの寸法: 18 x 13 x 1.4 cm
現代英語の重要単語を約1600語、熟語を約1000語収録しています。
ポイントは、「現代の生きた英語」を「たった560個の基本例文」で学べるということ。
Amazonでも人気ランキングの常連。2019年12月現在、約600件のレビューがありますが、なんと平均★4.3!買った人も満足していることが伺えます。
DUO3.0のレベル
気になるDUO3.0のレベルですが、一般的には「少し高め」と言われています。そのため、
といった英単語帳を仕上げてからチャレンジすべき、と言う人も。
わたし個人としては、「ターゲット1900やシス単までマスターしてからにする必要はないのでは?」とも思います。
ただ、基礎的なレベルの英単語を理解できていることは大切です。わたし自身は、『ドラゴン・イングリッシュ必修英単語1000』のあとにDUOを使いました。
基礎的なレベルの英単語を一通り学び、7,8割程度定着してきたらDUOを始める、というイメージでいいのではないかと思います。(もしそれでDUOが難しいなと感じたら、また戻ればいいのです。)
DUO3.0がカバーできる範囲としては、日東駒専やGMARCHはもちろん、早慶や東大京大まで。東大生にも、DUOを使っていたという人は多いです。
DUO3.0がおすすめな理由
そんなDUO3.0、わたしは高3から使い始め、ワーホリに行く前やワーホリ中の英語学習にも使っていました。いまでも愛用中です💓
なぜDUOはそんなにおすすめなのか?理由は大きく分けて4つ。
生きた英語を学べる
DUOに収録された560の例文は、ネイティヴスピーカーたちが作成した「リアル」な英語。スラングや慣用句も入っており、単に単語や文法だけを学べる英単語帳とは一線を画しています。
英文が不自然でぎこちなかったら意味がありません。
DUO3.0のすべての見出し英文は、
米国の大学教授3名を含む15名のネイティヴと共に完成させた
「暗記する価値のある英文」です。(Amazon商品説明より)
受験勉強だけではこの価値を本当に理解することはできないと思うのですが、わたしは実際にカナダで暮らしてみて、「本当にリアルな英語だったんだ!」と実感しました。この例文に含まれる表現を、実際にたくさんのネイティヴたちが使っていたのです。
例文がおもしろい!
いちばん大きな理由はこれかも。とにかく文章が面白く、勉強を楽しくつづけやすいんです。
たとえば…
"I'm soaked with sweat." "Stand back! You stink. Take a shower."
「汗でびしょぬれだよ。」「来ないで!臭いわ。シャワーを浴びて。」
かわいそう笑
"You betrayed me!" "Please forgive me. How can I make it up to you?" "I'll get even!"
「私を裏切ったわね!」「許してくれよ。どうしたら埋め合わせができるかなあ?」「仕返ししてやるっ!」
修羅場…笑
こんな感じで、笑ってしまう例文も多いんです。
英作文対策にもなる!
英単語帳といえば、普通は英単語や英熟語を覚えるためのもの。しかし、DUOはそれだけでなく、英作文の力もついちゃうんです。
なぜなら、単語や熟語をwordごとに覚えるのではなく、560の例文で覚えるというスタイルだから。文でまるごと覚えてしまうことにより、それを応用した文が簡単に作れるようになるというわけです。
著者の方も、以下のようにコメントしています。
日本の「いろは歌」をヒントに、現代英語の重要単語1600語と重要熟語1000語を重複なしで560本の英文に凝縮させました。
昔は560本の例文からは560語の重要語しか覚えられなかったものが、DUOならわずか560英文で標準レベルの単語集1冊分の単語+熟語集1冊分の熟語が完全にマスターできます。
わたしはDUOだけで、東大の英作文も完全に対応できました。
DUO3.0のラインナップ
DUO3.0には、以下のような種類があります。
ここでは、わたし自身も使っていた、「DUOを使うならこれは絶対買っておいて!」と思うDUOアイテムをご紹介します。
『DUO3.0』
こちらが基本の『DUO 3.0』です。560例文と、各例文に対して重要語の解説が載っています。DUOを使おうという方は、まずはこちらを購入しましょう。
パッケージが横向きのデザインですが、カバーを外せば普通に縦型の冊子になっています。
↑中はこんな感じ。
CD基礎編
DUO 3.0 / CD基礎用は、DUO3.0に準拠し、560例文をじっくりマスターできる5枚組のCDです。
各例文について、
例文の和訳
↓
例文(スロースピードの英語で)
↓
見出し語
↓
例文(ナチュラルスピードの英語で)
の順で読み上げてくれます。
おもしろいのが、読み手のネイティヴスピーカーがとにかく感情を込めて読み上げていること。
先ほどの例文、
"You betrayed me!" "Please forgive me. How can I make it up to you?" "I'll get even!"
「私を裏切ったわね!」「許してくれよ。どうしたら埋め合わせができるかなあ?」「仕返ししてやるっ!」
こんなのもものすごく感情を込めて読むので、思わず笑ってしまいます笑
CD復習用
DUO 3.0 / CD復習用は、上記のDUO 3.0 / CD基礎用と異なり、560の例文だけをナチュラルスピードで読み上げたものが収録されています。
したがって、DUO3.0をある程度繰り返し、
- 見出し語はある程度覚えた人(派生語までマスターしていなくてもOK)
- 例文をすでに聴き慣れた人
が使うべきCDです。
わたしはこのCDを一体何千回聴いたことか。。笑
1周ちょうど1時間くらいで聴き終わるので、ちょっとした移動時間や寝る前のタイミングで気軽に聴くことができます。
これを繰り返し聴くだけで、すべての例文がかなり定着します。
そして、このCDには付属の小冊子があります。
このように、手のひらサイズで例文の英語と和訳が載っています。
わたしはこの小さな本を持ち歩き、例文暗記に使っていました。
DUO3.0のおすすめの使い方
では、DUO3.0の効果的な使い方とはどんなものなのでしょうか?
わたしは、次のような方法で使っていました。
STEP1:『DUO 3.0』の読み込み
まずは繰り返し『DUO 3.0』を読み、見出し語をチェックしました。ただ、読むだけでは覚えられなかったので、併行してCD基礎用を聴いていました。
読む・聴くの両面から単語をチェックしていくというイメージです。
STEP2:『DUO 3.0』の例文を書いて&聴いて覚える
上記のステップは軽く行うにとどめ、見出し語をなんとなく「聞いたことがある」レベルになったら、例文暗記に移行しました。
例文の暗記は、CD復習用を購入して行いました。基本的には暗誦英文の要領で、先ほどご紹介したCD復習用に付属の小冊子を使って進めました。
「右ページの日本語を見て、英語に変換して書き取り、終わったら左ページの英語と照らし合わせて違ったところをチェックする」というシンプルなやり方です。
これを一日20例文行うと、560÷20=28日間、つまりちょうど1カ月くらいで1周することができます。
はじめはチラチラ英語を見ないと書けないと思いますが、それでOK。最終的には自力で日本語→英語を完璧に書けるようにするのがゴールです。
STEP3:例文暗記&CD復習用を繰り返し聴きまくる
例文暗記は一度完成させれば終わり、というものではなく、コンスタントに続けないと忘れてしまいます。このため、わたしは受験のわりと直前まで毎日例文の書き取りをしていました。
これと併行して、CD復習用を毎日何度も聴いていました。1時間で聴き終わるので、シャッフルにしてまんべんなく聴いたり、前から順に丁寧に聴いたりと工夫していました。
DUO3.0と一緒に使いたい参考書
最後に、わたしがDUOと同時併行で使っていた参考書をご紹介します。
『解体英熟語』
Z会出版の『解体英熟語』です。
DUOはたくさんの慣用句を学べるのですが、受験英語の熟語を集中的に学ぶのにはこちらの解体英熟語がおすすめ。合わせ技で使うと、苦手な受験生の多い英熟語にも対応できるようになっていきます。
DUO3.0まとめ!
わたしのおすすめ『DUO 3.0』について、おすすめポイントと使い方をご紹介させていただきました💓
もちろんDUO以外にも素敵な参考書はたくさんありますが、英語の単語・熟語暗記と英作文対策を同時に行うなら、なんといってもDUOがおすすめだなぁと思います。ぜひ使ってみてくださいね✨
その他のおすすめ・非おすすめ参考書はすべてここにまとめました!
[…] […]
DUOって色んなCDあるし色んな小冊子あるし何がなんやらわからなかったんで助かります!!!
本体は持ってるんでとりあえず基礎用のCD??を買おうと思います!!
ありがとうございます!!!
ちょうど、そろそろDUOにとりかかるか~と思っていたところなので、とても参考になりました。いつも素敵な記事をありがとうございます。