わーいわーい!みおりんです。
前の記事に書いていた記事リストにはないテーマで恐縮ですが、なるべくサクッと書ける楽しい記事をと思い、今日は東大の第二外国語についてお話しします☺︎
新シリーズ「東大の裏話」です🏫!
もくじ
東大で学べる第二外国語って?
多くの大学では、大学に入ると英語ともう一つ外国語を学ぶことになります。これが第二外国語です😊
東京大学では、
- スペイン語
- ドイツ語
- フランス語
- 中国語
- イタリア語
- ロシア語
- 韓国朝鮮語
の7つから選ぶことができ、おそらく外国語に特化した大学・学部以外では最多レベルのバリエーションかなと思います。「ドイツ語・スペイン語・中国語くらいしかない」という大学の話もよく聞きますし😳
何語が人気?
東大における各言語の選択割合はこんな感じだそう。
([入門駒場ライフ] 第二外国語について|受験生・新入生応援サイト2018|東京大学消費生活協同組合より)
スペイン語がいちばん人気ですね🇪🇸たしかにスペ語選択の人にはよく会います。
「スペ語はチャラい」?言語ごとの特徴(笑)
さて、東大ではこの第二外国語で1〜2年次のクラスが決まるんですね。
だからたとえば1年生はサークル内で自己紹介をするとき、「文一スペイン語7組の○○です」といったように自己紹介するわけです。
第二外国語の面白いのは、この言語によってクラスの雰囲気がだいぶ違うということです。よく、東大内ではこういうことが共通認識として言われています。
- スペイン語
…チャラい。パリピ。 - ドイツ語
…まじめ。女子少なめかも。 - フランス語
…キラキラ系。女子が多い。 - イタリア語
…ここ数年で選べるようになった言語なので、まだマイナー。オシャレな人が多いイメージ。 - 中国語
…普通?まじめかも。「中国語選択です」と言われても特に何も思わない。 - ロシア語
…圧倒的に変人の集まり。「変な人だな」と思うと、だいたいロシア語だったり笑 - 韓国朝鮮語
…たぶん変わった人たちなのだろうけど、サンプルが少なくてよくわからない。。
こんな感じで、東大生は選択言語によって「この人はこういう人なのかな」と若干偏見をもって第一印象を形成します笑
こういう情報、たぶん中高一貫校で東大進学者が多い学校では当然のように先輩から聞いているのだと思いますが、そうではない学校だとなかなか知る機会がないのかなと感じます。(わたしは地方公立校出身なのですが、入学するまで知りませんでした)
スペ語がチャラいのはなぜ?
スペイン語がチャラいと言われる理由として、たぶん「スペイン語は簡単だから選んだ」という人が多い、というのがあると思います。
スペイン語ってローマ字読みに近いですし、日本人には勉強しやすいんですよね。だからあまり勉強したくない人でスペイン語を選ぶというパターンはときどき聞きます😳(もちろん、それ以外の理由で選択する人もたくさんいると思います!)
「理Ⅰドイ語」VS「文Ⅲフラ語」
東大には文科一類・二類・三類、理科一類・二類・三類というのがあるのですが、細かい説明は割愛するとして、文科三類が最も女子率が高い科類、理科一類が最も女子率の低い科類と言われています。(ちなみに、東大全体の女子比率は約2割。)
中でも、理科一類ドイツ語には女子0人や女子1人のクラスも…!いわゆる「東大生っぽい」人が多いとされており、「理Ⅰドイ語」の人は名乗るときに恥ずかしそうにしている印象があります😥笑
「理Ⅰドイ語」の対義語は「文Ⅲフラ語」である、と言われています笑
ただでも女子率の高い(といっても男子のほうが多いけど)文Ⅲの中で、女子に人気のフランス語のクラスはキラキラ女子の多い雰囲気になりがちです。さらに、「キラキラ女子狙い」の男子も入ってくるので「文Ⅲフラ語は銀河系」とも言われます。笑
言語に関する東大用語
東大にはいわゆる「東大用語」とも呼ぶべきスラングがいろいろあり、これからも「東大の裏話」シリーズの記事でたくさんお伝えしてみようと思っています😊
今回は第二外国語(&第二外国語に基づくクラス分け)関係の用語。たぶん他の大学でも言うかもと思いますが、、
二外【ニガイ】
「第二外国語」の通称。「みおりんは二外なに?」などと使います。
スペ語・ドイ語・フラ語・イタ語・チャイ語・ロシ語・コリ語
各言語の略称です。チャイ語は「チャイニーズ」のチャイ、コリ語は「コリアン」のコリですね。
気のせいか「ロシ語」はあんまり言わないような…ロシア語選択は少なく、(最近はわかりませんがわたしが1年生のときは)文系ロシア語は1クラスしかなかったため、「ロシ語◯組」ではなく「文ロシ」と呼ばれていました。
同クラ【オナクラ】
同じクラスの略。同級生と言えばいいのに、なぜか同クラと呼びます。
上クラ【ウエクラ】・下クラ【シタクラ】
東大では縦割りのクラスで一緒に合宿に行くなど、上下クラスのつながりがあります。基本的には1学年違いの上下をそれぞれ上クラ・下クラと呼び、2学年違いのクラスのことは「ジジクラ」(上)、「孫クラ」(下)などと呼ぶことも🙀笑(3学年違いになると「ヒイジジクラ」「ひ孫クラ」、4学年違いになると「ヒイヒイジジクラ」「ひひ孫クラ」に😳)
たとえば、「文Ⅰスペ語7組1年」の上クラは「文Ⅰスペ語7組2年」のクラス、ジジクラは「文Ⅰスペ語7組出身の3年生」の人です(3年生以上は進学振分けにより学部学科に分かれるため)。
何語がおすすめ?
第二外国語は基本的に自分の好きなものを選べばいいと思いますが、一般的には次のように言われています。
- スペイン語は学習しやすいので言語が苦手な人にもおすすめ。ただし単位が取りやすいかどうかは先生による
- 韓国朝鮮語は日本語の文法に近いので勉強しやすい
- 中国語は漢字だから勉強しやすいという理由で選ぶ人も多い(実際そんなに単純なものなのかは疑問😥笑)
- フランス語は文法が難しいので留年者が例年最も多い
その他の言語はよくわからないんだけどごめんなさい笑
みおりんは何語でしょーか!
最後に、みおりんは何語選択だったでしょうか?😊(突然の面倒くさい女化)
正解はフランス語!いわゆる「文Ⅲフラ語」でした。
たしかにクラスにはキラキラ系女子、というかかわいい女子が多くて気後れしてました😥わたしには場違い感。。フランスのおしゃれなイメージと、大好きな『星の王子様』を原文で読みたいという希望で選んだのですが。(キラキラでもかわいくもないのに、クラスを聞かれて文Ⅲフラ語ですと答えるときの肩身の狭さ。笑)
もう一度東大に入るとしたら、将来のビジネスのためにも中国語を取りたいな(●ˊᵕˋ●)
勉強法紹介の記事ではありませんでしたが、入学後の自分をイメージするのにぜひ役立てていただければと思います😊
私は入試で第3外国語を何にしようかなと思っていたので、とてもこの記事は参考になりました。ありがとうございます。