【大学受験】基本のキから東大生が解説!英語の勉強法

英語の勉強法を基礎基本から東大生が解説

わーいわーい!みおりんです。

大学受験においては絶対に捨てられない英語。そこで今回は、

  • 高1、高2、高3生
  • 英語が大事だとは思うけど、とにかくどうやって勉強していいかわからない
  • 中堅〜MARCHレベルの大学を目指している

といった高校生のみなさんに向けて、基本のキから英語の勉強法をまとめました。

▶︎筆者:宅浪みおりんのプロフィールについてはこちら(●ˊᵕˋ●)

💡ご紹介するのはあくまでみおりんの知識と経験に基づく見解です。



学年別!英語の正しい勉強法

まず大前提とも言えるべきポイントとして、

  • 一定レベル以上の大学を目指すなら、高校1,2年生の間に英語と数学をしっかり固めておくこと

が大切であるということを強調しておきたいと思います。

理由として、

💡英数は日頃の蓄積がものを言う科目であり、直前期になってから詰め込もうとしても間に合わないこと
💡逆に理社のような暗記要素の強い科目は後からでも伸ばしやすいこと
💡英数は他の科目に比べて一般的に受験生間で点差が開きやすいこと

などが挙げられます。

では、高1〜高3のそれぞれではどんな勉強法を実践すればよいのでしょうか?

高1の英語勉強法

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まずは英単語と英文法をしっかりやっておくことを強くおすすめします。受験勉強というより、授業や学校の課題を中心にこなしていけば基本的にOKでしょう。

英単語についてですが、学校で指定される英単語帳があると思うので、テスト範囲などに合わせてそちらを着実に覚えていくのがカギです。

(これは反面教師です…わたしは速読英単語が学校指定だったのですが、あまりにも英単語が嫌すぎて放置した結果、高3でさんざん苦労することとなりました。※速単は優れた英単語帳です!笑)

英文法については、学校の授業で習ったことは完璧にすることを目指しましょう。教科書準拠のワークなどが分けられるかと思うので、そちらはひととおりこなすようにしましょう。

その他としては、読解に慣れておく(長文をそこまで読めなくてもいいので、アレルギー反応を起こさない程度になっておく笑)ことも大切。学校の課題レベルでいいので、週に何度かはふれられるといいですね。

高2の英語勉強法

基本的には高1と同じく、英単語と英文法を盤石にする努力をしましょう。

加えて、リスニングにもそろそろ慣れておけるといいですね。付属のCDを使って学校の教科書のディクテーションをしてみる(定期テスト対策にもなります)のもおすすめです。

なお、英単語については、受験に向けてやり込む英単語帳を高2秋あたりまでに決められるとかなり強いですね☺︎(英単語帳は主力の一冊を絞り、何度も何度も反復するのが必勝法です!)

高3の英語勉強法

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英単語や英文法といった基礎は詰めつつ、高3では志望校の出題傾向に合わせた対策をおこなっていきたいところ。高3直前の春休みまでに、志望校の過去問1年分を解くことをおすすめします。

この時点で全然解けなくてもかまいません。志望校はどういう傾向なのか、どんな問題が出るのか、どの分野が自分はできないのか、といったことを知ることが大切です。

そしてそれに合わせて、対策の作戦を練っていきましょう。たとえば、毎年和訳が出題されているなら和訳を、リスニングが難しそうであればリスニングを重点的に勉強できる参考書を見つける、といった具合です。

加えて、秋以降は過去問や実戦問題を本格的に解くことが重要になっていきます。

英単語の覚え方(暗記法)

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まずは最も基盤となる英単語。「英単語をやれ!」と学校や塾でもいやというほど言われているのではないでしょうか?わたしはいやってほど言われていやになってしまいました笑

英単語の覚え方について、詳しくは別記事でいろいろな暗記法をまとめようと思います。ここでは、英単語暗記のエッセンスとなる要素をご紹介しますね。

  1. 使う英単語帳は一冊に!
    …単語帳を浮気すると、どれもやりきれず終わってしまいます。少なくともメインに据えるものは一冊に絞りましょう。7冊ほどの単語帳を買い込み、全部捨てることになってしまったわたしが言うんだから本当です(;_;)
  2. とにかく繰り返し繰り返しやる
    …当たり前のことではありますが、英単語暗記では反復が命です。
  3. 五感を使う
    …五感に訴えた暗記法を実践すると、より覚えやすくなります。手で書く、目で見る、耳で聞く、運動をしながらやる、といったことがおすすめ。単語帳に付属のCDを使うのも良いでしょう。わたしはCDをめちゃくちゃ駆使していました!

英文法の勉強法

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英単語に次いで大切なのが英文法。これがわからないと文の解釈ができません😥

わたしが考える英文法学習のポイントは以下の3つです。

  1. 学校で習うことを完璧に
    …基本は授業で習うことを覚えればOK。出される課題や定期テスト勉強にも真剣に取り組みましょう。わたしはこれを徹底したおかげで、ほとんど英文法に苦労しなくて済みました!
  2. アウトプットを重視する
    …英文法は本を読んでもなかなか覚えられません。手を動かして体に入れていくことが大切です。ワークなどをたくさん解きましょう。
  3. 苦手な単元は重点的にやっつける
    …仮定法など、特定のわからない単元があればそこを集中的に対策しましょう。



和訳・英文解釈の勉強法

和訳や英文解釈には、英単語と英文法を固めることが前提になります。(当然ですが😥)

その上で、素早く構文を見抜いたり自然な訳に仕上げたりする力が必要になりますね。このためには、参考書を使った学習が効率的かと思います。

英文解釈の参考書としては、

といったものがおすすめ。

また、よりよい訳を作るためには、普段から読書をしたり、英文の和訳例を読んでみたりするのもいいと思います。

長文読解の勉強法

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長文読解も、基本的には英単語英文法を身につけた上で、英文解釈の力が必要になります。

単なる英文解釈や和訳と違うのは、文脈を追いながら長い文章を読むということ。長文読解の勉強法として、わたしがおすすめするのは次の3つです。

  1. パラグラフリーディングを身につける
    …パラグラフごとに要点を押さえながら読んでいく読み方です。『ディスコースマーカー英文読解』や『パラグラフリーディングのストラテジー (1) 読み方・解き方編』といった参考書を使うと効率的に身につきますよ◎「なんとなく」ではなく、文の流れを追いながら英文を読み進められるようになります。
  2. 音読をする
    …問題を解いた後、本文の音読をするのもおすすめ。付属のCDがあれば、音声を流しながら一緒に読んでみるのも有効です。CDの読み手の抑揚を真似ることで、文のリズムがわかるようになります。
  3. 重要表現は単語カードなどにまとめる
    …長文の解答解説で出てきた重要表現は覚えていくのがおすすめ。ただし、知らなかった単語や熟語すべてに対してそれをやるととても時間がかかってしまうので、重要と書いてあるものや重要そうな感覚がしたところだけを抽出してもOK。

英作文・和文英訳の勉強法

英作文や英訳では、他と同様に英単語英文法が必須となるほか、たくさんの英文フレーズを頭の中にストックしておくことが必要になります

英作文はよく「英借文」だと言われます。これは、自分で英文を作りだすのではなく、知っているフレーズを応用することで自然な英作文をすることができるからです。

普段の英語勉強の中で、どんどん例文を覚えてしまうのがいちばんのおすすめです。学校で暗唱例文があれば、完璧にしてしまいましょう。

わたしは『DUO 3.0』という英単語帳を使っていたのですが、こちらは560の例文に英単語や英熟語、慣用句が詰め込まれているため、これを使うだけで560個の英文フレーズとその他たくさんの単語や熟語を暗記することができました。

英単語帳として買ったのですが、英作文・英訳にも抜群の効果でした😳

そのほか、英作文に特化した参考書としては桐原書店の『大学入試英作文ハイパートレーニング』シリーズやZ会出版の『英作文のトレーニング』シリーズが人気。

わたしの周りにも使っている子がいました😊

 

英作文・英訳は添削もしてもらおう!

なかなか自分では採点しづらい英作文・英訳は、なるべく学校や塾の先生に添削をしてもらいましょう。自分で気づきにくいミスや知らなかった表現を教えてもらえますよ◎

リスニングの勉強法

リスニングの基本は、「知らない単語は聞き取れない」です。

たとえば、いま突然「あいきこつりつ」と言われたら、「えっ?」と聞き返してしまうのではないでしょうか。

哀毀骨立と書く四字熟語で、悲しみの極みという意味なのですが、耳に馴染みのない言葉は頭に入ってきませんよね。同じように、知らない英単語はどんなに短い単語でも耳に入らないのです。

これを踏まえて、リスニングの勉強法の基本は以下の通りです。

 

  1. 英単語を勉強する
    …まずは英単語をたくさんインプットするのが先決。
  2. 苦手なら基礎レベルの問題集から取り組む
    …無理して応用レベルを解いても聞き取れません。『大学入試パーフェクトリスニング (Volume1)』や『灘高キムタツのセンター試験英語リスニング合格の法則 (基礎編) 』など、基礎的な教材から取り組んでいきましょう。
  3. 問題を解いたあとは音読とシャドーウィングをする
    …本文の読み上げCDを何度も聞き、真似をしながら音読シャドーウィング(CDの音声を追いかけるように即座に復唱すること)を繰り返しましょう。

なお、二次試験でリスニングが課される人や難関大を目指す人には、ディクテーションを強くおすすめします。CDを聞き、何も見ないで聞き取れた音声をすべて書き取るのです。「これ以上聞き取れない!」というところまでやりきり、スクリプトを見て答え合わせをしましょう。

時間はかなりかかりますが、有効です。リスニングの勉強法については別記事でまとめようと思っているので、詳細はそちらで書きたいと思います☺︎

まとめ

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英語の勉強法について、基礎の基礎から解説してみました!

今回まとめたのは、あくまで「英語の勉強法がまったくわからない」という人のための羅針盤のようなものです。自分の苦手な分野(英作文、長文、リスニング…など)の対策には、より徹底的な勉強が必要。やるべきことをしっかりリサーチして、学習を進めていきましょう◎

また、東大英語対策におすすめの参考書についてはこちらの記事でまとめています。

▶︎センター試験対策におすすめの参考書はこちら!

▶︎現代文の勉強法はこちら!

1 個のコメント

  • 私は現在中高一貫校に通っているのですが、中学生向けの英語の勉強法はありますか?
    書き込む場所がおかしかったらごめんなさい

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