わーいわーい!みおりんです。
わたしは2017年3月から10月までカナダのバンクーバーに滞在中していたのですが、今日はそのなかでびっくり!したこと、想像と違っていたことをご紹介したいと思います。
もくじ
①とにかくみんなフレンドリー!
バンクーバーに来て、まずはじめに日本との違いを感じたのは、街の人がとってもフレンドリーなこと。
バスの中で知らない人同士で話しはじめるシーンも頻繁に見かけますし、飲食店の店員さんやバスの運転手さんなど、みんなとても気さくに話しかけてくれます。
あとはフレンドリーというよりレディーファースト的な文化のためだと思いますが、なにか大きな荷物を持っているときに男性がひょいと手伝ってくれたり、街中で転んだときに駆け寄って助けてくれたり(恥ずかしながらわたし、駅の階段から落ちました…笑)ということも。
②三歩歩けばスタバがある
こちらはカナダというかアメリカンなイメージそのものという感じですが、本当にあちこちにスタバがあります。三歩はさすがに大げさだけども!
スタバは日本と同じくパスワード要らずの無料Wi-Fiが使えるため、Wi-Fiがないとインターネットを使えない族にはとってもありがたい存在です。Wi-Fi欲しさにスタバに近づくことも。(中には入らない笑)
③トイレが少ない
これは個人的におこ😠なポイントなのですが。
日本だと駅や公園といった公共スペースにトイレがありますよね。また、良いことではありませんがカフェなどのトイレを(飲み物などを買わずに)使うこともできてしまいますよね。
ですがバンクーバーでは、駅や公園にトイレがあることはほとんどなし。さらに、カフェなどの飲食店のトイレにもだいたい、「Customers Only」「No Public Washroom」など、店の利用者しか使えない旨が書いてあることが多いです。中には、お店の人に言ってカギをもらうかパスワード(トイレのドアにロックがかかっている)を聞かないとトイレに入れないというところもあります(カフェでは頻繁に見かけます)。
飲食店のほうはしょうがないとして、駅にはトイレつけてほしい…というわたしの切実な気持ちでした!
④とにかく物価が高い
これはバンクーバーでは最も大きな問題の一つかもしれませんね😥
食べ物に日用品、とにかく結構なんでも高いです。たとえばチェーン店のハンバーガー店でバーガー(それもスペシャルなやつじゃなくてただのハンバーガーとかチーズバーガーで)とポテト、ドリンクのセットを頼んだら、だいたい日本円にして800~1,000円くらいかかってしまうことがざらです。
以前ばんそうこうを買おうとしたときも、1箱15枚入りくらいでどれも400円以上したり。しかたなくバスに乗ってダイソーまで行きました…(ダウンタウンなどにダイソーがあるんですよ~!)
⑤店が閉まるのが早い
飲食店(パブやバーは除く)、アパレルショップ、ショッピングモールにいたるまで、閉店時間が早いのも驚いたポイントです。日曜だとそもそもやっていないお店もかなり多くあります。
一応バンクーバーは都市のはずなのですが…日本で言うとちょっと田舎なのかなというレベルの早さ。大型ショッピングセンターやチェーンカフェでも19時には閉まるところが多数です。ダウンタウンですら、です(;o;)
カナダの方は寝るのが早い方が多いと聞きますが…そのせいなのかしら?汗
⑥一人ずつ払うお会計が便利
複数人で飲食をした際、日本だと一人ずつ個別にお会計ができるお店とできないお店がありますよね。
ですが、バンクーバーだとほぼ確実に個別会計ができます。それどころか、全会計を人数で割って一人ずつにお会計をくれたり。
わたしがいちばん驚いたのは、全体が20人くらいの団体で食事をしたときに、わたしを含めた3人でシェアしたメニューがあったんですね。で、その3人がそれぞれ飲み物は一人ずつ別々のものを頼んでいて。そのとき、ちゃんとお会計を一人ずつに配ってくれ、わたしのお会計は「わたしが飲んだドリンク+3人でシェアした食事の1/3の金額」になっていました。オーダーを取るときにあらかじめ、どの席の人がどれを頼んだかというのを個別でチェックしてくれているんです。これって日本では経験のないことだったので、驚きました。
この理由の一つとしては、バンクーバーはカード社会なので、現金による割り勘が日本ほどしやすくないということもあると思います。わたしもそうですが、ほんとうに200円とかそういうレベルでもカードを使うことが多いので。
⑦そのへんに普通にリスとかアライグマがいる
リスはちょっとした小道とか住宅街、公園なんかで頻繁に見かけます。色も薄茶色っぽいやつから真っ黒に近い子までいろいろ!かわいいですが、病気を運ぶらしいのでさわらないほうがいいそうです。(残念…)
アライグマは前からいるよいるよと聞いていたのですが、先日ようやく謁見しました!しかもダウンタウンで。商店街のすぐ隣くらいの道にいたのでびっくり…英語ではraccoon(ラクーン)と呼びます。
バンクーバー市内を出て、2,3ゾーンくらいのところまで行くともっと日常的にアライグマに出会うそうです。(「ゾーン」区分については、別記事で解説予定です!)
あと、そういう場所ではフクロウもうるさいくらい鳴いているんだそうです!(市外に住んでいる知人談。)
⑧Sushiが寿司じゃない…
世界的に人気が高まっているといわれる日本食。バンクーバーでもお寿司のお店はそこらじゅうにあります。(ちなみにほとんどが韓国人・中国人経営です。日本人経営の日本食屋さんは10~20%前後と聞きました)
ただこの"Sushi"、全然「寿司」じゃありません!笑
海苔を食べることに抵抗を持っている外国の方が多いことやカリフォルニアロールの存在は日本人にもよく知られているところかと思いますが、それだけではありません。よく見かけるのは、「マンゴーロール」とか「ドラゴンロール」とか。あとは天ぷらが内側に入っていたり。なんでそれを巻いちゃったの!?と思うものが多数…笑
↑マンゴーロール。(結局食べなかったのですが、おいしいのでしょうか…)
↑ドラゴンロール。アボカドを龍のうろこなどに見立てます。和食というか中国文化の感じですね(^^)
⑨白人カナディアンとの恋愛は…ない
最後に国際恋愛のお話。
ワーホリに挑戦する方の中には、現地の方とのラブロマンスを夢見る方もいると思うのですが…実際には、バンクーバーで白人の純粋なカナディアンと出会う機会はかなり少ないと考えておいてください。
バンクーバーは、世界各国から集まった人々の暮らす多国籍の街。アジア人率もかなり高く、人口の30~40%を占めています。また、親や祖父母の代からカナダに住んでいるフィリピン系カナディアンや中国系カナディアン、といった方々もたくさんいらっしゃいます。
バンクーバーにおいては、そもそも「純粋な」カナダ人って何なのか?という話で。それを考えるのはちょっと野暮なことですらあります。
また、別の問題として、ワーホリに来た日本人がこちらで出会うのは、ホストファミリー(ほとんどがフィリピンの方)、語学学校の友人(ほとんどが韓国人・ブラジル人・メキシコ人・中国人など)、職場の同僚(ジャパニーズレストランで働いた場合、ほとんど日本人)。
こうして見てわかるように、白人カナディアンと出会う機会は自分から狩りに(!)行かないとなかなかありません。これは恋愛だけでなく友人としての交流についても同じです。(白人カナディアンを探す、というのはバンクーバーの価値観としてはナンセンスな感じです)
さて、今日はバンクーバーで暮らして驚いたことをご紹介してみました!いかがだったでしょうか?
これからバンクーバーにいらっしゃる際の参考にしていただければと思います(*^^*)
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