「ありきたりじゃない勉強法」は、一度疑ったほうがいいという話

わーいわーい！みおりんです。

わたしのブログやYouTube、その他のSNSなどでは本当にありがたいことに、滅多にアンチコメントがつくことがありません。（ちなみにですが、いやなコメントを見つけてこちらで削除した、というようなことも一度もありません💭）

ですが、稀に少しネガティブなご意見をいただくこともあります。悪意のあるものはさておき、建設的な提案のあるものや、非難ではなく批判になっているものについては、コメントを読んで真摯に受け止めています。特に「反論してやる！」とか思ったこともありません。笑

ただ、たまにいただくご意見で一つだけ、「これはちょっと捉え方を変えていただいたほうがいいかも…？」ということがあるので、今日はそのことについてお話ししたいと思います。

それは、「みおりんの発信する勉強法はありきたりであり、物珍しさがない」というものです。

わたしはこのご意見について、反論するつもりはまったくありません。というかそこが問題で、わたしは「本当にそうなんです！ありきたりなんです！」と思っています。

なぜならわたしは、勉強法はありきたりでよい、むしろありきたりくらいのほうがよいと考えているからです。

もちろん、新鮮でびっくりするような勉強法があれば、わたしだって心惹かれます。ただ、そういう勉強法できちんと成績アップを叶えられるようなものは本当に稀です。もしあったら、なぜいままで誰もやってこなかったのか、ということになってしまいます。

わたしたちも、わたしたちのお父さんお母さんも、そのまたお父さんお母さんも、さらにそのまたお父さんお母さんも…とさかのぼって、本当に本当に大昔から、わたしたち人間は「勉強」をしてきました。そしてそのなかで、正しい勉強法や効率的な勉強法のベースはほとんどハックされてきたはずだとわたしは思っています。

勉強にはインプットとアウトプットがあり、両方をバランスよくこなすことが大事。解きっぱなしよりもきちんと復習したほうが実力が身につく。ノートを使って問題を解くとよい。単語暗記には単語カードや赤シートが使える。英語の勉強では声に出したり音声を聴いたりすることが大事…などなど、勉強法の「基本」となるもの、定説はすでに出尽くしています。もちろん、最新の研究からここに新たなハックが加わることはありますが、それはそんなにしょっちゅうあることではないし、またこれまでの定説を根本から覆すということもほとんどないでしょう。

となると、わたしたちができるのは、「常識とされている基本的な勉強法をしっかりとおさえ、そこに多少のオリジナル要素を加える」ということだけです。

周りの東大生や東大出身者と話していて、「この人の勉強法、聞いたことがないような珍しいやり方だな」とか、「そんなとんでもない勉強法があったのか！」などと思うことはこれまでに一度もありませんでした。みんな、「普通そうだよね」という基本の勉強法を、わずかにアレンジしたり極めたりして勉強してきています。

だからこそ、わたしは「普通の」勉強法ばかりを発信しているし、そこに加えられそうなオリジナル要素がある場合にはあわせてご紹介するようにしています。たとえば、「ごほうびを用意して勉強するとモチベーションが上がるよ（普通のこと）＋ポイントカードやビンゴカードを手作りする『自分キャンペーン』でごほうび作戦をやると楽しいよ（オリジナル要素）」と発信するような感じです。

逆に、もし「この勉強法は革命的だ！」とか、「初めて聞くようなキャッチーな方法だ！」という場合には、その勉強法は一度疑ったほうがいいと思います。中には本当に最新の素晴らしい勉強法もあるかもしれませんが、たいていの場合は以下のどちらかになるとわたしは考えています。

もちろんわたしも、加えられるオリジナル要素はなるべくたくさん探して発信したいと思っていますし、コンテンツの見せ方で工夫できる部分はできる限り努力したいと思っています（「動画の作り方がありきたりでいつも同じ」みたいなことに関しては、ちゃんと改善の方法を探していきたいと思います）。ただ、みおりんの勉強法自体がありきたりである、ということについては、そのとおりだけれどそれは当たり前だと思っているよ、ということをお伝えしたいと思いました。

発信のしかたについてはこれからも精一杯模索していくので、みなさんと一緒に楽しい勉強法をハックしていけたらうれしいです😌