わーいわーい!みおりんです。
今日はときどきいただくご質問、「東大に入ってよかったことはなんですか?」にお答えしたいと思います👩🏻🎓
よかったことはもちろんいろいろありますが、つらつら書くと読みづらいと思うので、
- 合格したときに感じた「よかったこと」
- 大学生活のなかで感じた「よかったこと」
- 就活や卒業を経て感じた「よかったこと」
の3つに分けてご紹介したいと思います。

▼東大を目指した理由はこちらの記事でお話ししています💭
もくじ
東大に入ってよかったこと【合格したとき】

両親や先生が喜んでくれた
合格した直後の記憶として鮮明に残っているのはやはり、喜んでくれた親や先生の顔です。
わたしの両親は進路にまったく口出しをしない人たちですが、1年間家(やカフェ)で勉強しているところを間近で見ていたこともあり、目標を達成できたことを心から喜んでくれました。
そしてわたしは宅浪だったせいで、母校の先生方にも大変お世話になりました。数学の先生に週1くらいのペースで個別で質問にお答えいただいたり、世界史の先生に論述問題の添削をしていただいたり。
浪人推奨の高校でしたが、宅浪を選んだことでおそらく心配をかけていたと思います。合格報告のときには普段怖い先生が孫を見るような顔で喜んでくださったりして、なんだかすごくうれしかったのを覚えています。
自己効力感が得られた
東大に入れたことというより「志望校合格の夢を叶えられた」という意味で、「自分は目標を設定してそのために戦略を練って実行し、その目標を達成できる人間なんだ」と思えるようになったというのも大きいと思います。平たくいうと「やればできるんだ」という気持ち=自己効力感が得られたのだと思っています。
ただ、もちろん不合格になったとしても「自分はがんばれる人間なんだ」と感じることはできていたと思います。目標に向かって努力できたことで自己肯定感が高まり、合格できたことでついでに自己効力感が高まった、というイメージです💭
東大に入ってよかったこと【大学生活】

優しい人、いい人が多い
東大で出会った友人や先輩後輩に対して共通して思うのは、勉強が得意なのはもちろんですが、みんな優しくていい人ばかりだったな、ということです。
もちろん「この人とはちょっと相性がよくないな」ということはお互いありますが、「この人いやな人だな」とか、「この人意地悪だな」と思う人にはほとんど出会いませんでした。学年3,000人くらいいるので本当はそういう人もいたのかもしれませんが、少なくともわたしの周りにはほとんどいませんでした。
東大は第一志望として入ってきている人が大半だということもあり、前述のような根本的な自己肯定感や自己効力感が高い人が多く、卑屈な態度をとる人やマウントをとってくるような人も少なかったような気がします。
いろいろな人に出会える
これは見逃しそうになっていたポイントなのですが、東大はいわゆる総合大学(いろいろな学部がある大学)なので、さまざまな特性・関心をもった人に出会うことができます。単科大学だとどうしても感覚やバックグラウンドが似てしまいがちなので、ここが偏らないというのは大きな魅力だと思います。
また、全国から学生が集まっているので、いろいろな地方の話を聞くことができるのも楽しいです。(ただ、意外と過半数が関東出身者で占められているので、地方出身者は思ったほどは多くありませんが…)
質の高い教育を受けられる
東大は教育に関する予算をかなりもっている大学なので、やはり学びの環境としては素晴らしいものを提供しているのではないかと思います。
著書やテレビ出演などで有名な先生の授業を普通に受けられたり、「日本で何台しかないんです」みたいな器具がそのへんに転がっていたりと、「もしかしたらこれは他の大学では珍しいことかも…」と思うことがありました。
学費がリーズナブル
東大というか国公立大学のよさですが、私立大学に比べて学費が圧倒的に安いというのはやはり入学してよかったことの一つです。
東京の生活を満喫できる
これは個人的な好みですが、わたしはずっと東京で一人暮らしをしたいと思いつづけていたので、東大に入ることでその夢が叶ったのはとてもうれしかったです…!(京大と迷って東大を選んだ理由の一つも、東京に立地していることでした)
いまは上京してから8年あまり経ちましたが、まだまだ東京で暮らしたいなぁと思っています。
東大に入ってよかったこと【就活・卒業後】

就活で損をしづらい
ときどき、就活では「学歴フィルター」なるものがあると聞きます。企業側が明確に「この大学の学生は採らない」と決めてはいなくても、たとえば学生側がプロフィールを登録するような就活サイトで企業の人事がプロフィールを検索する場合、チェックボックスで「東大・京大」「その他国公立大」「GMARCHレベル」だけにチェックを入れ、あとは省く…といったことは起こります。
そういった部分では、就活において東大出身であることがマイナスに働くことはほとんどなかったのではないかなぁと思います。
学歴のことで嫌な思いをしにくい
いわゆる学歴コンプレックスのようなものを抱かずに生活できるということは、つまらないけれど幸せなことなのかもしれないと感じます。。
社会人になってから、自分の学歴に引け目を感じていたり、出身大学を隠そうとしたり、高学歴といわれる人たちに逆マウントをとったりしてしまう人が想像以上に多いことを知りました。わたしは両親が大学に行っていないこともあり、個人的には学歴というものになんの関心もないのですが(勉強法の発信のときだけ東大の名前をお借りしますが、本当はあまり興味がありません😥)、そういった人ばかりではないのだなと感じました。
さまざまな業界に優秀な友人がいる
大学時代に出会った友人たちがいろいろな業界や企業で働いていて、卒業後も情報交換をすることができるのはうれしいことです。
わたしは卒業して3年しか経っていないのでまだまだですが、これから10年、20年と経っていくうちにきっと同期や近しい先輩後輩が企業の重要なポジションを担ったり、業界で大きなプレゼンスを発揮したりするようになっていくのだと思います。そのときにお互い高め合える関係性だったら、すごく素敵だなと思っています。
「がんばったこと」自体が大切だった

ということで、わたしが東大に入ってよかったと感じることを書き連ねてみました。
東大に合格し、そこで生活し、卒業までできたことは、とても幸せで刺激的なことだったと思います。ただ、わたしは「だからみんな東大に行こうね、他の大学より東大がいいよ」と言う気はまったくありません。どの大学やどの短大やどの会社にも、そのよさが必ずあると思います。
わたしが思うのは、「夢を叶えるためにがんばったこと」自体がいちばん大切だったということです。
結果として東大に入学しましたが、それはあくまでたまたま志望校が東大で、たまたまその年合格できたというだけです。東大に入れたことではなく、夢や目標のために工夫をして努力した、ということ自体がわたしの人生に素晴らしい影響をいまも与えつづけてくれていると思います。
みなさんもぜひ、自分の夢や目標のためにちょっとがんばってみる経験をしてくれたらうれしいです😌
目標に向かうまでの過程って、やっぱり繋がるんですね!(改めてすぎる…)
かなり厳しくなってきましたけど、まだまだ頑張ります!