どこに向かっているの

東大生ブログ「東大みおりんのわーいわーい喫茶」

わーいわーい!みおりんです。

この記事はたぶん、しばらく非公開にしておくけれど、決意が固まったら公開したいと思う。紙の日記に留めてもよかったのだけど、いつかきっと誰かの参考になるんじゃないかなと思って、記事にすることにしました。

勉強法や学校生活とは関係ないし、ただの日記です。

【追記】2020年9月末をもって、会社を退職し独立しました。これに伴い、この記事も公開します。(2020/10/15)


ここ最近、とても迷っていることがある。

端的に言うと、いまの会社をいつ退社するか、ということ。もともと1社目は3〜5年程度で辞めるという前提でしていた就活。だけど、たぶん3年はいられない。いまの会社で、3年経ったときに転職や独立をするための経験や実績を積めている可能性はあまり高くないような気がするからです。

努力次第だろうとか、そんなこと考えてないでいまはとにかくがむしゃらにやれとか、いろんな意見は当然あるはずで、どれも正しいと思います。わたしも「会社からいろんなものを与えてもらいたい、待っていれば3年後に自動的に力がつくようなところで働きたい」とは思っていません。

でも。

やりたいことができてしまった。会社の外で。

 

いまいちばん希望しているのは、7月末までいまの会社でがんばって、8月末で退社する、というプランです。

7月末まで、というのは、わたしがいま追っている大きなKPIが7月にあることが理由です。2月に決めた目標で、半年かけてがんばろうと上長と話していた。だから、これは途中で投げ出さず達成したいと思っているのです。

7月末にKPIを達成して辞職を申し入れ、1カ月後の8月末に卒業、というのが最短かなって。もしくは、7月末で達成することを前提に6月末(もう今月だけど😳)に1カ月後の辞職を申し入れ、7月末に有終の美(?)を飾って辞めるというのもありえなくはないけれど。ただ、それだと7月の結果の振り返りを上長とする時間がないよね、、

会社を辞めようと思ったのは今回が初めてではなくて、今年の1月から2月にかけてもわたしは少し転職活動をしていました。

でもそれは、正直に言ってポジティブな理由からではなくて。度重なる異動や業務変更に惑わされていたところ、どうしても納得できない方針変更を突きつけられて完全に心が離れてしまった。いまの場所にいても経営陣は短期的にお金になりそうなところに投資するだけだし、わたしはやりがいのある仕事を見つけることはできない。数年後、なにもできない社会人になってしまっていたらもう転職もできなくなってしまう、という危機感がありました。

そこからなんとか気持ちを立て直し、いまは(ある程度割り切って)毎日大きなストレスを抱えることはなく仕事をしています。

当時転職を迷っていたときも、いま退社を迷っているときも、わたしは何人かの方々に相談や話をしてきました。お話するのはだいたい社会人経験が15〜20年くらいの大先輩方。どの方もとても勉強になるアドバイスをくださいました。

いただくご意見は、大きく2つに分かれます。

  1. いますぐにでも辞めていいと思う。いまの会社にあなたが成長できるフィールドは用意できない
  2. 3年はがんばったほうがいいと思う。まだまだ会社で学べることはある

①のほうは「会社全体が人を育てることのできる環境や文化を持っていない」ということを主な理由として挙げられる方が多く、②のほうは「やりきった経験を積んでから次の挑戦をしたほうがいい」というのと、「転職の際にやはり3年未満で退社しているのは見栄えがよくないのでは」というご意見をいただくことがあります。

わたしが悩んでいる最大のポイントは、②のほうで挙げられる「やりきった経験を積んでから次を考えるべき」という点です。

前提として、(よっぽどストレスを抱えていて病んでしまっているという場合を除き、)会社を辞めるときにはわたしは「勝ち抜け」するべきだと考えています。より噛み砕いて言うと、ネガティブな理由で辞めたくない、ということです。

個人的には、自分が会社を辞める条件は次の2つのどちらか、または両方だと考えています。

  • いまの会社で何かをやりきって、「もうここで学べることはほとんどない」もしくは「次はこういうことにチャレンジしたいから別の場所に移るべきだ」と言えるようになる
  • 副業の収入が、単月で本業の給与を上回る

このうち1つめのほうは7月末のKPIを達成することで、2つめのほうはブログおよびYouTubeでの収益を目標金額まで持っていくことで満たそうと思っていて。

ただ、最近は少し迷っています。

 

ほんとうに、いまの会社において「勝ち抜け」をすることが必要不可欠なのか?

いまの自分にとって成長できる場所でない会社だとしたら、「勝ち抜け」できるようになるまで待つ必要があるのか?

どうしてもやりたい好きなことが見つかったとしたら、いまの会社での「実績」を作るまでやり切る必要があるのか?

 

考えても堂々めぐりでわからなくなるんですけれど😥そりゃ当たり前の話で、わたしはまだ1年しか社会で働いたことがなく、そうでなくてもこんなに変化の激しい社会で自分の数年後を描くなんてさらさら無理なことだと思っています。

いまの会社にあと数年残ること、いますぐ独立すること、どちらにもメリットはあると思います。それぞれ、いまのわたしに見えているのはこんな感じ。

 

会社に残るメリット

  • 会社のアセットを使って挑戦ができる
    …いまの会社にいれば数十万や数百万、下手したら1,000万円を超える金額の動くプロジェクトに携わることができる。個人でやっていたら、なかなかそうはいかない。。
  • 会社の方と気軽に飲みに行ける
    …仕事と直接関係ないけど😥いまの会社の方々は本当にみなさんひとがよくて、一緒に話したり飲んだりしていると楽しい方ばかりなんです。
  • そばで一緒に仕事をしている方から学んだり盗んだりできる
    …いろんな修羅場をくぐり抜けてきたメンバーや専門的知識をもった先輩方から学べることは当然多くて、そういう方々の近くで仕事をできるのは組織の醍醐味なのかな、とも思います。

 

独立するメリット

  • やりがいを感じられること、本当にやりたいことを仕事にできる
    …もちろん嫌なこともたくさんしなければならないと思いますが、自分の好きなことや価値があると思うことを実現するための仕事が、少なくともいまの職場でよりはできると考えています。
  • 自分の生活スタイルに合った仕事ができる(かもしれない)
    …最近あらためてよくわかりましたが、わたしは夕方以降から仕事が捗りはじめ、夜中にピークを迎える完全な夜型タイプです。これは10年以上矯正したくて悩みましたが、ここまで治らないのを見ると夜中にメインで稼働できる仕事を選ぶべきなのではないか、と思うようになりました。。
  • 好きなときに好きな場所に行ける(かもしれない)
    …わたしがずっと目指しているライフスタイルです。思い立ったときに、好きな場所に行けること。平日のお昼に、好きなカフェに行けること。。

 

それからもうひとつ、「失敗できるのはいまのうち」という気持ちもあります。

いまわたしは20代で、結婚もしていないし、子どももいません。守るべきものは自分の生活だけで、自身の判断次第でいかようにも道を選んでいける立場にあります。

もし、家庭を持ったり子どもができたりしたときにやりたいビジネスができてしまったとして、わたしはすぐに起業や独立の選択肢を取れるのか。

また、もしそこで失敗してしまったときに、次のいい仕事を見つけることができるのか。

そう考えたときに、いまの年齢と環境なら起業や独立の選択肢が取りやすく、またそこで失敗してしまったとしても、そこからきちんと学んで次に生かそうとさえしていれば、もう一度どこかの組織に属そうと考えたときにも転職は不利にならないだろう(と、多くの方からアドバイスをいただきました)ということがあります。

 

ただ、大前提として問題は3つあって。

1つは、資金のこと。数百万、数千万といった貯金はわたしには当然なく、やろうと思っているビジネスを実現するにはどうしたらいいんだろうというのがあります。当然資金調達は必要で、そのノウハウを持っていらっしゃる先輩がいるのですが、そもそもの自己資本ほんとになさすぎだぞ問題はいいんだろうか。。?

2つめは、知識や能力のこと。ビジネス経験の浅いわたしにはわかっていないことが当然膨大にあり、自分に事業の責任者が務まるのか?というのは現時点で相当な不安要素です。

3つめは、仲間集めのこと。というか、わたしはほんとうに誰かと何かをしたいんだっけ、できるんだっけということ。

 

どれもわりと大問題ですが、でもここまで書いていて、とりあえずやってみないとわかんないよなという気にもなってきました。まだなにもしていないうちから心配するようなことではない気がする。

あとはそもそもの疑問として、わたしがやりたいのはどっちなのかということ。どっち、というのは会社外でやりたい、行きたいと思っている方向が2つあり、本当に選びたいのはどちらなのかなということです。

1つは、いま構想している新しいサービス。これを考えるとわくわくできます。これから事業計画書を作って、知り合いの方に見ていただくところ。これをやるなら、成功するかどうかはともかくとして、起業という選択になると思います。

もう1つは、ブログやYouTubeを大きくしていくこと。完全に一人でやっていく道で、これは起業というイメージとは違うだろうなと思います。最終的に目指す先はインフルエンサーとして収入を得ていくか、文筆業で収入を得ていくかといった方向かなと考えています。

イメージしやすいのは2つめのほうで、スピードや規模をどこまでできるのかということを一旦無視すれば、食べていけるだけの状態にすることは可能だと思います。現時点でも月に10万円程度の収益はあるわけで、会社勤めをやめてフルリソースをここに投下すれば、単純に考えて3倍の収益は得られるということになります。もちろんそんなシンプルではないけれど。

ただ、わたしは、1つめのほうをやってみたいという気持ちを見ないふりできるんだろうか。いま選ばなかったとして、数年後や数十年後、「あのときやってみればよかった」と思わないだろうか。

そう考えると、失敗するリスクはとても大きいけれど、1つめもやってみたい。

 

ああ、どうしたらいいんだろう😥

この記事内で結論を出すのは無理なようだねぇ。。

 

とりあえず。

一旦事業計画書を作ってみよう。今週中にひとつ形にしてみよう。で、知り合いの方に見ていただく。フィードバックをいただいて、それから考えてみる。

 

最後とりとめもないような形になってしまったけれど、いま考えていることを残しておきたくて、記事にしてみました。未来の自分が読んでどう思うのかわからないけれど。がんばってみよう。

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